上記の記事を読んで、lazarus_longさんは謝罪の仕方を知らないんじゃないかと心配になってきました。こんな謝罪文じゃ相手を怒らせるだけです。そこで、彼に謝罪の仕方を教えてあげたいと思い、この記事を書きました。
■lazarus_longさんの謝罪をどうすれば良くできるか
謝罪は基本的に「相手に受け入れてもらうこと」が最重要事項です。しかし、lazarus_longさんの謝罪文を見ると、相手にわかってもらおう、謝罪を受け入れてもらおうという気持ちが伝わってきません。こんなことなら謝罪文を書かないほうがマシです。相手に謝罪を受け入れてもらうためには、以下のように直したほうがいいと思います。
・謝罪の気持ちを前面に押し出す
謝罪の言葉は文頭におきましょう。そうしないと、相手は怒っているわけですから、ただ言い訳をつらつら書いているだけだと思われてしまいます。
・余計なことは書かない
人に謝罪するのにいろいろ理屈をつけてはいけません。相手を怒らせるだけです。繰り返しになりますが、相手は怒っているわけですから、謝罪の気持ちを直接的に、誠意を込めて書かないと分かってくれません。余計なことを書くと、火に油を注ぐ結果になりかねません。
・経緯には主観を入れず、事実のみを書く
経緯を書いたのは良いことだと思いますが、lazarus_longさんの書いた経緯には主観が混じっているので、ここがいけません。謝罪文に載せる経緯は事実のみにしないと、誤解される恐れがあります。
・です・ます調にする
謝罪文に「だ・である」調はありえません。本当に謝る気持ちがあるのならば「です・ます」調にしましょう。自分のスタイルにこだわっている場合ではありません。
・謝罪する相手の名前をきちんと書く
書きづらい名前の人ならブログ名を書くなど、謝る相手にわかってもらえるように工夫をすること。誰のことだかわかりませんが「名前を書き難い人」などと書いたら、誰に対して謝ってるのかぼやけちゃうでしょ。それは謝罪する相手に非常に失礼なことです。絶対にしてはいけません。
■私ならこう書きます
以上の注意点を踏まえて、謝罪文をどういう風に書けばよいか、私が実例を示してあげます。よく研究してください。
‐‐‐例文ここから‐‐‐
題名:takoponsの意味様、他人の不幸は蜜の味様、不備日報様への謝罪文
■takoponsの意味様、他人の不幸は蜜の味様、不備日報様、大変申し訳ございませんでした
先ほど、takoponsの意味:批判と嘲笑という記事で、takoponsの意味様より、
「簡単原理主義者ってカッコワルイの記事からは、「罵倒や嘲笑を排して」いるようには感じられない」
とのご指摘をいただきました。
今回は、takoponsの意味様のご指摘を真摯に受け止め、自分が不快感を与えてしまった方々にお詫びをしたいと思い、この記事を書きました。
takoponsの意味様、他人の不幸は蜜の味様、不備日報様、大変申し訳ございませんでした。
■経緯を説明いたします
私は、12月23日の記事「簡単原理主義者ってカッコワルイ」の文中でtakoponsの意味様、他人の不幸は蜜の味様、不備日報様を「ばーか」「てめー」などと罵っておきながら、2月22日の記事「ネタでも傷つく人はいる」の文中において「批判するのであれば、手続きを踏んで、罵倒や嘲笑を排してやればいい」などと書きました。
このことについて、takoponsの意味様より、冒頭に書いたご指摘をいただき、深く反省するとともに、現在謝罪文を書いている次第です。
■反省の弁
上記の経緯を踏まえ、私自身あまりにも自己本位に過ぎていたと反省しております。今後は言葉をつつしみ、人様への礼儀をわきまえてブログを続けて行きたいと思います。
takoponsの意味様、他人の不幸は蜜の味様、不備日報様には、大変不愉快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。重ねてお詫び申し上げます。
‐‐‐例文ここまで‐‐‐
たとえばですが、こういう風に書いたらどうでしょうか。謝罪対象に「名前を書き難い人」がいるとのことだったので、長ったらしくなるけれどもブログ名で相手を呼ぶように書き換えました。
ただ、ここで注意したいのが、謝罪対象が複数いる場合、一人だけ呼び方を変えるなどすると、人によって失礼ととられてしまう場合もあるので、ハンドルならハンドル、ブログ名ならブログ名にと呼び方は統一しましょう。
■どうだい?分かったかな?
記事を書き直せとか無茶なことは言わないから、今回教わったことを守って、今後立派な謝罪文を書けるようになってください。もしこの記事をまじめに受け取ってくれるなら、喜んで応援します。そのかわり今度わけの分からない謝罪文もどきを書いたら、またアンクル・サムだよ?分かったね?