2005年10月11日

芸術と歴史の時間 絵画「ブロガーの死」

■Chapter1 作品全景
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■Chapter2 作品解説
これは、あるブロガーの死を描いた新古典主義の作品です。心無い発言によるブロガーの殺害(閉鎖)をテーマにした絵画です。ブロガーの殺害は、絵画のテーマとなったほど衝撃的な事件でした。なぜ衝撃的だったのでしょうか。本講義では、「ブロガーの死」の細部の描写を観察することを通じて、ブログにおける記事、とくに最盛期におけるブロガーとコメンターの役割の問題について考えていきたいと思います。また、その作業を通じて、ブログ学を専門に研究するために必要な概念、方法、考え方に触れられる機会を提供することも目指しています。

主要参考文献
マラーの暗殺の小部屋
マラー
Wikipedia ジャック・ルイ・ダヴィッド


■Chapter3 細部の鑑賞
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この穏やかな顔をご覧ください。この顔には、面倒なコメント対応、なんとなく更新しなくちゃという義務感、訪問者履歴をたどって自分の悪口を探しにいきたくなる衝動、これら面倒なものからの開放感に満ち溢れています。

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手には旧時代的な羽ペンが添えられています。これは、ブログを持てば一廉のジャーナリストであるという錯覚、何事にも一家言持たねばならないという使命感等、当時流行した奇妙な風習をあらわしています。

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ブロガーを刺したと思われるナイフです。これは、このブロガーの直接の死因がナイフのように鋭い攻撃的なコメントであったことを暗示しています。

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ソーシャルブックマークです。刺殺される直前まで、ブロガーが自分への言及をクリップしていたことをあらわします。内容はこう書かれています。
「この異様な狂信者は我々自身に一種の嫌悪と茫然自失の驚愕を鼓吹した。わたしがはてなの頂点で暴力的に初めて活動するようになった時、彼は身を潜めている昆虫のように、なんとなく好奇心をそそったのである。彼のだらしのない文章、真っ白な内容、獰猛なコメントは、魂を縮み上がらせるほどのものすごさを持っていた。わたしと同じように彼と仲間になっていたわたしの全てのお気に入りたちも、わたしと同じ印象を持っていた」

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書きかけの記事です。みんなのプロフィールを弾劾する記事を書いていたようです。


■Chapter4 総括
今回の講義では、絵画「ブロガーの死」について細部を鑑賞していくことで、当時のブログ階級の意識と、その意識ゆえの悲しみが一枚の絵画に凝縮されていることを学びました。
それでは、もうそろそろ時間となりますので、生徒は各自リアクションペーパーをコメント欄に提出して終了してください。リアクションペーパーで出欠を取りますのでご注意ください。なお、来週の講義は休講です。以上。
posted by ちんこ寺 at 00:34 | Comment(5) | TrackBack(0) | 妄想 b_entry.gif
この記事へのコメント
昨日、NHKでこの人(画家)の特集やってましたね。陳居士さんのことを思い出しましたよ。
記事と関係ないですが。
Posted by LSTY at 2005年11月14日 08:44
ダヴィッドの特集をやっていたんですか?
しまった、見逃した。惜しいことをしました。
それにしても芸術特集の番組を見ていて思い出してもらえるのはすごくうれしいです。
Posted by 陳居士 at 2005年11月14日 21:01
この絵とテニスコートの誓いとアルプス越えを立て続けに見せられたら、思い出しますって(笑)
Posted by LSTY at 2005年11月15日 11:41
あ、そういえばダヴィッドの作品を頻繁に使ってましたね。
よくよく考えたら当ブログは新古典主義ブログです。
Posted by 陳居士 at 2005年11月15日 12:37
あqでる
Posted by at 2011年01月22日 23:39
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